トータル+5万発「甘デジ最強神話」崩壊の危機？ RUSHに入るも連チャン伸びずで調子は下降気味

前半が絶好調だった分、その揺り戻しが来たのかもしれない…

　ギャンブルに「流れ」は存在するだろう。名著「深夜特急1 香港・マカオ」や「麻雀放浪記」にも言及している描写が多く確認できるが、カジノや麻雀といったゲームではそれがあると感じられるはずである。

　ただ、パチンコには「オカルト」という概念があることによって、そのような非科学的なことを口にするとバカにされ嘲笑の的となることも多い。

　しかし、パチンコにおける「オカルト」は限定的な条件のもとに、そう公言するから笑われるのであって、麻雀だって「7巡目で字牌を引くと不調のサイン」などと言えば冷笑を買うだろう。

　パチンコにも、一般的な事象としての「流れ」はたしかに存在するはずだ。そういった意味において、現在、「甘つっぱ」は悪い流れ、下降トレンドのなかにいると思う。前半が立て続けの大連チャンで「貯玉5万発突破」と絶好調だった分、その揺り戻しが来たのかもしれない。

　初当りは快調だった。9回転で保留変化が「赤」まで育ち、そのまま大当りにつながる。さらにRUSHも獲得し、考えうるかぎりの最高のスタートを切ることができた。

　RUSH自体は9連チャン2700PTと平均的な内容であったが、まずはリードを取れたことで今後の展開を有利に運べる大きなアドバンテージとなる。

　はずだったのだが、次の初当りは遊タイムまで引き伸ばされる。途中、大当りを予感させるような激アツの展開が発生しなかったので当然といえば当然かもしれないが、まあRUSHが確約されるのであれば良いかとこのときはポジティブに捉えていた。

RUSH3回でトータル大当り13回。92％ループとは…

　しかし400回転近くのハマリを耐え忍んだ果ての結果が3連チャンでは話にならない。いやー、マジか。

　今回の「デビルマンつっぱ」シリーズではRUSH演出を途中で変更することなく固定で消化する決め事を課して臨んでいたのだが、前回の遊タイム直通RUSHが思ったより伸びなかったこともあり、ルールを曲げようと思ったのである。

　しかし、土壇場になって規則破りが悪い方向に働いてしまうのではないかとビビってしまい、せっかく1回目のRUSHでハイパーボーナスをゲットしたのにもかかわらず演出変更をせずに続行。で、3連チャンの体たらくである。

　振り返ってみると、この判断がより流れを悪化させたに違いない。3回目の初当りは81回転とまあまあ良かったうえに3連続でRUSH突入を果たしたのにもかかわらず、まさかのノーヒットスルーの憂き目に。

　これまでのRUSH中の引きが異様に良かったというのはもちろんあるだろうが、ここで急速に収束しようとせんでもええやないかい。RUSH3回でトータル大当り13回。92％ループとは。お前は悪魔か。

　悪魔だった。