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【パチンコ店】超ブッコ抜き「年末年始営業」で大失態! まさかの大赤字で降格&減給処分になった苦い思い出

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 パチンコ店の1年の中で屈指の稼ぎ時である「年末年始」。小型店や零細店などの小規模法人であればあるほど、この正月営業の約10日間は超重要で、ここでどれだけの粗利を確保できるかで1月の結果はもちろん、下手すればそれ以降の営業にも大きく響いてくるのだ。

心を鬼にして営業

 最近増えてきた「正月でも良心的な営業をするホール」とは違い、ウチはとことんまでブッコ抜いていた典型的な昔ながらのホール。◯調整は引っかかるんじゃないかというくらい極限まで締められているし、設定は当然のごとくベタピンだ。

 常連客をあまり痛め過ぎるのは気が引けたが、ご祝儀気分で訪れる一見客をも見越しての営業のため心を鬼にするしかなく、ましてやこちとらサラリーマン。年始から粗利ショートでもさせようものなら、オーナーからのは説教は必至だ。

 とはいえ、それだけ極限の営業をしているだけにそうそう取りこぼすこともなく、1月に関しては概ね順調に推移することが多かったのだが、ある年の2月に大きく穴をあけてしまったことはいまだに忘れられない。

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 1月に限らず、基本的に年がら年中シメシメ営業なのだが、稼働が少ないほど乱高下するもの。どれだけ締めていても出る時は出るし、それが数日全く収まらない時もあるのだ。

設定漏洩や何か不正でもしているんじゃ…と疑われる始末

 ART機は1000G、2000Gと続くしストックしまくり、パチンコは確変が止まらない。そんな台が数台固まって出れば赤字なんてアッという間だ。1日がマイナスで終わることは珍しくない。

 それを最後まで挽回できず、月間粗利が目標に届かないこともたまにあるのだが、その2月だけはあまりにも金額が大きすぎた。月間売上が1億円に満たず、粗利も1千数百万クラスのホールだというのに、200万円もの大金をショートさせてしまったのだ。

 しかしながら締めまくっているのはそもそもオーナーの指示。決裁権などこちらにないに等しいが、それでも素人同然のオーナーからは連日のようにネチネチと嫌味をいわれ続け、電話であーだこーだと長時間の説教である。

 ゴト師にヤラれたんじゃないかだの機械がおかしいんじゃないかだのといわれ、挙句の果てには私自身が設定漏洩や何か不正でもしているんじゃないかと疑われる始末だ。

 私より以前の責任者の頃は「〇日までに◯百万円要るから◯日までに◯百万円必ず粗利確保してくれ」という指示が度々あったくらいなので、その頃よりは随分とマシな気もするが、結局はどんな言い訳も通らず降格及び減給処分に。

 他に適任者がいなかったことと、気分屋なオーナーだったため、1ヶ月後には元の役職に戻れたことは不幸中の幸いだったが、私がどこかの有名なスーパー店長みたいな方だったら稼働も上げつつキッチリ粗利確保もできていたのだろうか。

 数十万円の穴をあけること自体NGなのだが、200万円という大きな穴をあけた十数年前の2月。いまだに忘れることのない苦い苦い思い出である。

オーハナB

オーハナB

元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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