【フィールズVSホール組合】パチンコ抱き合わせ問題にさらなる動き!? “音声データ提出”要望にベテランライター「時代の流れ」
昨年12月、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の映像を初採用したビスティの『ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ』の導入が始まった。
シリーズ初のスマパチ『スマパチ シン・エヴァンゲリオン Type カヲル』との同時デビューということもあり、導入前から話題沸騰中。事実、導入初日から大きな賑わいを見せたものの、パチンコホールの全国組織である全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は、この『ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ』、型式名『P シン・エヴァンゲリオン X』の販売方法に関して調査を行い、その報告書を各都道府県遊協(連)の理事長宛に発出した。
不正と思われる販売を行った際の「音声データ」提出も検討
全日遊連は、このフィールズの販売方法について「メーカー団体及び販社団体が作成・配布している『独占禁止法コンプライアンスマニュアル』の中で、抱き合わせ販売又は優越的地位の乱用として独占禁止法の違反行為に当たる可能性がある」と指摘。メーカー団体である日本遊技工業組合(日工組)にも同様の文書を送付し、加盟メーカーに「然るべき指導」を要請したという。
これだけに止まらず、先日は「『Pシン・エヴァンゲリオン X』の販売方法に関する音声データの収集について」といった書類も発出したとのこと。全日遊連は実態調査の結果を公正取引委員会へ報告する予定だそうで、事実関係をより明らかにすべく、「フィールズの営業担当者が『Pシン・エヴァンゲリオン X』の販売にあたり、抱き合わせなどの不正と思われる販売を行った際の音声データを提出したい」と考えているそうだ。
大手チェーンに「導入を優先させるのは仕方がない」との考え方も
この件について、業界の重鎮であるヒロシ・ヤング氏は自身のYouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る」内の人気番組「パチ裏ワイドショー」にて、「全日遊連はフィールズの販売方法に怒っておられる」とコメント。盟友でジャーナリストのPOKKA吉田氏によると、商談時の録音は「なくはない」との意見だったそうで、「音声を出すか出さないかは別」としつつも、こういった動きがあったことで、他メーカーを含めて「今後、こういう販売方法はできなくなる」「(録音の可能性があることで)より注意度が上がる」と続けた。
一方で、SNS上では、機種への評価となる「稼働貢献」をアップさせるためには、中小ホールよりも大手チェーンに「導入を優先させるのは仕方がない」といった考え方もある模様。機歴販売で苦しんでいる多くの中小ホールの声を受けて全日遊連が動いたとも考えられるが、いずれにせよ、企業の体力差、誰もがハイクオリティで録音&録画できる状況は「時代の流れ」というのがヤング氏の見解だそうだ。
このほか、当動画では人気ライターの森本レオ子氏が4月1日にXのアカウント名を変えて戻せなくなった件、こちらの有名ライターの塾長が空き巣被害あった件などについても触れている。興味のある方は是非ともご視聴いただきたい。
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