【パチンコ羽根モノ】さながらの「リアルなゲーム性」がアツい!!

サッカーをモチーフにした「パチンコ」

• 目次
• W杯を意識した「伝説のパチンコ機」？
• 『ストライカー』（SANKYO）
• ループシュートでゴールに入れば継続

　イングランドプロサッカーリーグ「プレミアリーグ」でマンチェスター・シティーが4連覇の偉業を成し遂げました。日本代表の冨安（最終節で点決めた！）が所属するアーセナルは勝点1差の2位となり、日本のサッカーファンは悔しい思いもあることでしょう。

　ヨーロッパの主要なリーグはシーズン終了となりますが、今年はこれからがやばい。チャンピオンズリーグ決勝、欧州の国同士で覇権を争うEURO2024、そして夏にはオリンピックも開催されます。サッカー好きにはたまらないシーズンオフ。

■W杯を意識した「伝説のパチンコ機」？

　ところで、サッカー最大のイベントといえばワールドカップになりますが、2002年に行われた日韓共同開催を見込んで『CR2002FIFAワールドカップ』なる伝説のパチンコ機がリリースされました。

　何が伝説かというとサッカーまるでサッカー関係ない演出で押し切ったところ。選手は一切登場せず、出てくるのは奇妙なマスコットキャラで、さまざまな背景をバックに図柄が変動するだけ。逆の意味で度肝を抜かれました。

　そもそも日本のスポーツ文化としてサッカーはかなり新興勢力で、93年のJリーグ開幕で一時期ブームになったという感じ。サッカーモチーフのパチンコって、『キャプ翼』のようなコンテンツありきのもの以外だとかなり少ない印象です。

　これは羽根モノでも同様で、ほとんど記憶に残っていないか、調べて「ああ、そんなのあったな」と微かに思い出す程度。

　そんななかで今回まず紹介するのが、SANKYOの『ストライカー』になります。役物内は赤白のシマ模様のユニフォームを着た人形役物が搭載。開発者はアトレティコファンでしょうか。

■『ストライカー』（SANKYO）

　そのサッカー選手を模した役物の足が前後に可動するようになっており、入賞してきた玉をうまくシュートして大当りを狙うゲーム性。ラウンド中は貯留がありますが、大当り中だとVが左右に動くので、ハラハラドキドキの自力継続を楽しめるといった具合です。

　この『ストライカー』は2次元的というか一人称的な思考によって設計されていますが、ニューギンの『ストライカーじゅん』は、シュートを打つ役物とゴールキーパーの攻防が展開する、より深いゲーム性を実現しています。

■ループシュートでゴールに入れば継続

　役物右側にいるキッカーの足元に入賞した玉が留まり、キック一閃、ゴールという名のVゾーンめがけてシュートを繰り出し、右に左に半回転しながら玉を阻むキーパーの逆をついてゴールに吸い込まれると大当りです。

　大当り中は役物奥に二人目の攻撃側選手（足だけ役物）が用意され、そこが貯留ポイントになっています。規定のカウントor羽根開放でキーパーがキッカーと正対して動かなくなるので、先ほどの貯留ポイントから斜めにループシュートでゴールに入れば継続となります。

　この役物奥にひっそり佇む攻撃の選手がじつは「じゅん」のようで、通常時もじゅんにパスが通れば激アツ。いまでいうチャンスルートですね。ただ、ストライカーはストライカーでも日向小次郎ではなく、ヴェルディの武田タイプでした。

　しかし、通常のキーパーは若林くん並みのSGGKで、ごっちゃんゴールがそうそうまかり通るような甘い機種じゃなかったような気がします。

　いまならパチンコにもがっつり食い込んでるDMMとマルハンのシントトロイデンとか、謎にパチンコチェーン店のアミューズがパリ・サンジェルマンとスポンサー契約しているとか、いろいろあるのでそのあたりのサッカー羽根物、どうですかね？