【パチンコ羽根モノ】面白さでノックアウト!ボクシングをモチーフにしたチャンピオン級の名作
プロボクサー・井上尚弥がゴールデンウィークの最後に黄金の価値を示しましたね。4階級を制覇し、いまいるスーパーバンタム級では4団体の統一チャンピオンと経歴が物語るように、同階級では最強の挑戦者との呼び声も高い相手を圧倒的なまでに破りました。まさにモンスター。
今回の会場は東京ドームで4万人以上の観客を集めたということですが、この井上尚弥というスーパースターを擁しながら、地上波放送もなく、現状のボクシング人気は絶頂期と比べるとさみしいものではあります。
日本はこれまで偉大な世界チャンピオンを数多く輩出してきたこともあり、1960~80年代には黄金時代と呼ぶべき活況にありました。このようなブームもあり、パチンコでもボクシングをモチーフにした機種が多く登場しています。
SANKYO『ボクシング』
とはいえ、基本的にはボクシングを舞台にしたマンガやドラマのパチンコ化やボクサー本人とのタイアップモノがほとんどなのですが、SANKYOからそのものズバリ『ボクシング』なる役物機が1981年にリリースされています。
パンチを繰り出すほうとそれを喰らいノックダウン寸前の2人のボクサーが描かれた羽根がスライド式に開放しますが、羽根物ではなく、チューリップ台・一般台に近いもので、明確なジャンルの区分がない機種となっています。
純然な羽根物でいえば、三洋の『ノックアウト』や西陣の『ゴング』あたりを思い出すファンが多いでしょうか。ともに旧要件機です。
三洋『ノックアウト』
『ノックアウト』はスキンヘッドの厳ついボクサーの役物が印象的でした。このハゲ役物のお腹あたりにポケットがあり、そこに収まると役物の後ろを通って足元からVゾーンにアプローチしていきます。
『たぬ吉くん』ぽい機構ですが、Vゾーンのある下段ステージは回転体が設置されており、Vゾーンへの軌道を歪めるようになっている。したがって、腹ポケットに入賞しても必ず大当りするわけではない。
西陣『ゴング』
一方、西陣の『ゴング』は役物の中央に赤く点滅する円形役物が存在するだけのシンプルな構造。入賞した玉がこの円形役物によって軌道をさまざまに変化させてV入賞を狙います。
役物内で無限の軌道を描く本機は、まさにボクシングという筋書きのないドラマを表現。この自由度の高い玉の挙動を最大限活かすべく、貯留なしで大当りラウンドを行うことになります。
そのためにパンク率は高めですが、もともとの役物確率が甘めなので、大当り回数を重ねながら出玉を少しずつ増やしていく、トラディショナルスタイルのゲーム性といえるでしょう。
ちなみに、どちらも当時大人気だった有名なボクシング映画の要素が取り入れていて、あのおなじみのBGMのメロディや主演俳優を模したイラストなどが借景されています。
そういえばSANKYOは井岡一翔選手を応援していましたし、名機『ボクシング』を現代の羽根物で復活させるのも面白いのではないでしょうか。
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