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「一撃2万発は余裕」な爆裂パチンコで〝ヤメ時”を見失い…【濱マモルののほほんコラムVol.263~呪いの5時間~】

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【濱マモルののほほんコラム】
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濱マモルののほほんコラムVol.263~呪いの5時間~

 とんでもない台に出会ってしまった。7月8日に導入を開始した、藤商事のパチンコ『P貞子』である。

 このところ、基本的に車は嫁さんが出勤に使うし、子供たちが夏休み中は昼食を作る任務もある。そんな中、嫁さんが車の使用権利を譲ってくれたこと、家族の許可を得たことで、久しぶりに午後から打ちに行けた某日。

なるべく長時間、ホールという独特な空間を味わいたいし、そもそも金欠だし、当初はパイオニアの『キングハナハナ-30』、セブンリーグの『ニューパルサーSP4 with 太鼓の達人』、北電子の新台『ミスタージャグラー』といったボーナスタイプをチョイスするつもりだったものの、特定日ということもあってか、いずれも満席だった。

 一方、パチンコはそこそこの稼働だった。もちろん、導入直後であるサミーの『e北斗の拳10』、SANKYOの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-』などは大盛況だったが、『P貞子』には空き台があった。

■出玉レコードは6万7,000発

コラム【濱マモルののほほんコラム】
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 元々、気になってはいた。“当社比2倍”のヘソを採用したラッキートリガー機。そのヘソに玉が入れば約39分の1で祠チャレンジがスタート→祠チャレンジを約2分の1で突破できればSポケットへIN→約17分の1の抽選クリアで大当りへと繋がる。

 大当り時の出玉は約3,000個が保証され、ラッキートリガー突入率は約60%。ラッキートリガーは継続率約73%のSTで、この間の大当りは均等で約1,500個or約3,000個に振り分けられるほか、約3,000個の極最恐BONUS時は毎回、50%で約1,500個の上乗せがループする。

 その出玉性能は凄まじく、一撃2万発なんぞは余裕。おそらく終日での出玉だろうが、当ホールのレコードは6万7,000発だった。

 巷では、実際の大当り確率は約1,320分の1以上ともいわれている。「それってOKなの?」と思われる読者さまもいらっしゃるだろうが、図柄揃いに2R小当りの貞子チャージ、貞子チャージでの覚醒確率を合算すると、なんと、その数値は201分の1。恐るべき手法である。

 しかも、恐るべき手法は、それだけではない。先述した当社比2倍のヘソは、それなりに玉が導かれる上に、基本的には高速変動。しっかりと数え続けていなければボーダー以下の無慈悲調整に気付かないほどサクサクと消化できるレベルで、短時間でも結構、回せてしまう。

 また、約39分の1で発生する祠チャレンジだけでもドキドキできるし、Sポケット入賞時は全力で当選祈願。忘れた頃には小当りがやってくるし、とにかくちょこちょことなにがしかが発生するので、比較的シンプルな通常時ながらも、退屈もしないのである。

■ヤメ時を見失い、席を立ったのは…

 ただ、これらは全て罠なのである。もう1回、祠チャレンジに突入するまで…。もう1回、Sポケットに玉が入るまで…。もう1回、リーチ演出に発展するまで…とヤメ時を見失い、席を立ったのは打ち始めてから5時間後。所持金が全て溶けた時だった。

 貞子チャージは14回引けたものの、約2分の1にはじかれまくり、Sポケットに入った回数は21回。分母以上の抽選を受けながらも初当りは射止められず、ここ最近、ロクに仕事がない上に、息子の夏期講習費用で火の車な状況下、5万7千円も負けた自分を呪ってやりたい。

『P貞子』実戦画像(撮影:濱マモル)
『P貞子』実戦画像(撮影:濱マモル)
濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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