ユニバーサル「新プロジェクト」発表！ 念願『バジリスク』パチンコ登場の「超追い風」に!?

「ユニバーサルエンターテインメントHP」より

　パチンコメーカー最大手のユニバーサルエンターテインメント（以下、ユニバーサル）が、1月15日にパチンコ・パチスロ新機種の発表会を開催。

　パチスロは、同社伝統のタイトルを冠したノーマル機『コンチネンタルゼロ』（ユニバーサルブロス製）。完全告知機となっておりBB312枚、RB最大104枚の獲得が可能だ。同社は「筐体デザインとサウンドは共に往年ファンが唸る仕上がり」と自信を覗かせている。

　ただ、ユーザーからの熱視線を集めているのはパチンコ『CRバジリスク～甲賀忍法帖～弦之介の章』だろう。

『バジリスク』はパチスロ界を代表するコンテンツ。2014年にリリースされ現在でも主力機種として活躍する『バジリスク～甲賀忍法帖～絆』など、多くのファンを獲得した人気シリーズである。

　過去に他メーカーから発売されたパチンコは、期待に応えたとは言い難い。しかし、ユニバーサルから満を持して登場する事実に、期待の声は高まっているようだ。

　スペックは大当り確率1／319.6のST機。ST突入率は80％継続100回となっており、全ての大当たり終了後に100回の時短が付与される。パチスロで好評の演出や楽曲だけではなく、パチンコのオリジナル演出も用意されているなどファンであれば見逃せない仕上がりと言えるだろう。

　同社が発表した「新プロジェクト」も、本機の稼働に影響を与えそうだ。「ユニバーサルプロジェクト2018（仮）」として、看板コンテンツ『バジリスク～甲賀忍法帖～』を1年間”徹底的”にPRすることを発表している。

　パチンコ・パチスロの枠を超えた、さまざまな企画を実行予定。『CRバジリスク～甲賀忍法帖～弦之介の章』への注目は高まるが……。

「パチンコでは実績が弱いユニバさんですが、昨年リリースした『ハーデス』は計画台数を上回る受注を受けています。一線を画す独創的なシステムは、ユーザーの心を掴むことに成功しました。だからこそ期待も高かったのですが、『バジリスク～甲賀忍法帖～弦之介の章』は出玉に特化した感じではありませんし、尖った部分も特にないなどユニバさんらしさが感じられないという声が目立ちます。

　あと斬新な筐体や大迫力の映像が大絶賛されている、昨年のユニバカで展示されていた筐体ではない点も気になるところです。演出などは同じような感じなのでしょうが、あのレベルの迫力を想像していたユーザーは落胆してしまうかもしれません。待望のユニバ製パチンコ『バジリスク』への期待は高いですが、不安要素も確実にありますね」（パチンコ記者）

「ユニバーサルプロジェクト2018（仮）」という援護を受ける『CRバジリスク～甲賀忍法帖～弦之介の章』は、ユーザーの支持を得ることができるのだろうか。

　業界を代表する『バジリスク』が、パチンコでも確固たる地位を築けるかに注目は高まるが……。