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「設定付きパチンコ」が掟破りの「パチスロ潰し」!? 出玉率追い抜く超”戦略的スペック”が可能に……

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 新規則「6号機」に関する最新情報で活気を取り戻しつつあるパチスロ。当初は純増枚数は少なめの「ARTスペック」が予想されていたが……。

 先日、大都技研から正式発表された『HEY!鏡』は、新規則機で異例の「天国モード搭載」、5号機の出玉スピードを凌駕する「純増5枚以上」との情報が浮上。さらにパチスロ分野で快進撃を続けるSANYOから「高純増ATの適合」とのニュースが報じられるなど、想定外の出玉スペックに驚きを隠せない関係者は多い。

 ただ、いくら「高純増AT」「G数天井」を搭載しているとはいえ、出玉率の限界値は”5号機以下”であることに変わらない。

 5号機では出玉率が「120%未満」でなければならないのに対し、今回の規則改正により最高出玉率は「115%未満」へと大幅に下方修正されたのである。

 実際、1日を通して遊技した際の差枚数に「約1500枚」の開きが生じてしまい、これまでの『バジリスク絆』『押忍!番長3』のような”ハイスペック機種”の開発は不可能に。間違いなくパチスロにとって”死活問題”だろう。

 その一方、パチンコも同様に規則改正が行われ、大当り出玉の上限は2400発から1500発へ、正確には従来の最高ラウンド数が「16Rから10Rへ」と大幅に修正。一撃の出玉獲得は大幅に低下することになった。

 そしてやはり注目すべきは「設定搭載」が認可された点である。パチスロと同様に大当り確率に「設定差」を設けることが可能。出玉率も設定ごとに算出され、これまでとは大きく異なるゲーム性が実現することになったわけだが……。

 この新規則機から認可された「設定付きパチンコ」の存在が、パチンコ自体を引き立たせるだけではなく、パチスロの「稼働率にも影響を与える」と豪語する関係者は多い。

「今回の規則改正でパチスロの最高出玉率は『115%未満』が上限となりました。5号機の上限から5%も低くなってしまい、出玉性能の低下は明白です。

しかし、パチンコの場合は『120%以上』の出玉率が可能なんですよ(上限は133%)。このメリットを『6段階設定パチンコ』として活用すれば、稼働率に大きな影響を与えそうです。

もちろん、出玉率の上限が上回っているとはいえ、そもそもの打ち出し玉数や単価(1玉4円)はパチンコの方が低いため、当然パチスロよりも期待獲得数は少なめになりますが……。

パチスロで当たり前に行っていた『設定狙い』がパチンコでも本格的に行われ、多くのパチスロユーザーがパチンコへ移動してくるでしょう。出玉率が高ければ必然的に勝率はアップしますしね」(元業界関係者)

 パチスロ6号機よりも熱視線を浴びる「設定付きパチンコ」。もちろん、パチスロと同様に低設定の稼働率が危惧されているが……。

 開発を手がけるパチンコメーカー、運用を行うパチンコ店の腕の見せ所ではないか。設定の見極めがしやすいスペックにするのか、それとも分かりづらい箇所に設定差を搭載するのか。そしてお店がどのように扱うのか、非常に気になるところである。

 そしてこれらの不安要素が解決さえすれば、多くのパチスロユーザーを巻き込む”パチンコの快進撃”が始まるかもしれない。
(文=編集部)

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