裏モノ『ジャグラー』でどこまで出せるのか!? 10時間打ちっ放し「神田センター」実戦リポート！

　今回は、レトロ台パチスロゲームセンター「神田センター」での実戦レポートです。

　2023年６月、同店はオープン以来の大型新台入替を実施。それに伴って、撤去対象台となるエマの『よっちゃんイカ（正式型式名：ペガッパ）』を打ちに行きました。本機はちょっと味付けをした同店の地下にある「裏モノコーナー」に置かれており、ゲーム性は大当り終了後の5回転が激アツな通称「GODバージョン」。そのお陰もあって、開店から閉店まで打ち続けて見事万枚を達成できました。

今回は『ゴーゴージャグラーV』チェリーVer.を実戦！

　そんな『よっちゃんイカ』が撤去されてしまい、次はどの機種を打とうか迷っていたところ、先日まで同機が設置されていた場所に北電子の名機『ゴーゴージャグラーV』が！ 本機は今から20年ぐらい前にリリースされた４号機Aタイプパチスロ。スペックは違うとはいえ、『よっちゃんイカ』もランプが点灯すればボーナス確定という告知タイプなので、何か宿命というか運命的なもの感じで、打ってみることにしました。

　繰り返しになりますが、同店の地下コーナーに設置されているマシンは、単なるレトロ台ではありません。『ゴーゴージャグラーV』のプレートキャッチャーに置かれていた販促にも「チェリーVer.」という文言があり、筆者的には「チェリーが何らか揃うことでボーナスが確定するのだろう」と思っていました。一応店員さんに聞いてみたのですが、実際のところはよくわからないそうです。とりあえず、その他色々とやってみて検証してみました。

　いわゆる手が加えられた裏モノ版の『ジャグラー』ですので、どんな挙動をするのかを楽しみでした。今回も開店から閉店まで昼休憩を取らずに約10時間をずっと打ち続けていましたが、結論としては「ベースはほとんどジャグラーのまんま」という印象。むしろ現役時代よりも小役のベル揃いやピエロ揃いがやたら揃っていたことに違和感を覚えました。一応「チェリーVer.」でしたので、中段ラインなどにチェリーは来るのですが、その後にすぐペカるとは限らなかったのです。あと、伝統のリーチ目でもある7絵柄とBAR絵柄が絡んだチャンス目（例：7絵柄・BAR・BAR揃い）でペカったのは、意外にも丸1日打っていて1回だけでした。

　肝心の大当りと獲得枚数ですが、【BIGボーナス：35回、REGボーナス：13回、獲得メダル：5,546枚】という結果に。詳しくは、同店公式ツイッターの当日出玉ランキングで発表されています。閉店後に配信されるわけですが、私はその日のTOP５に入っていました。差枚数では店側で約4千枚のマイナスで、出率は122.7パーセントでした。

　ちなみに、打ち込んだメダルは約1万9千枚近くで、この日のダントツTOP。差枚TOPに関しては、ノーマルの5号機『バジリスク絆』（エレコ）で、差枚数は約9千枚と万枚まで惜しい結果だったようです。

来店回数に応じた特典もアリ！

　さて、ここからは同店での楽しみ方についてご紹介したいと思います。まずは夕方5時からの設定発表です。同店は、ひと昔前の営業スタイルを踏襲しており、煽りマイクとともに、店長さんが各フロアを回って設定⑥もしくは設定⑤確定札を付けていきます。私の台は結果的に設定⑥でしたので、安心して閉店まで打つことができました。

　また、来店回数に応じた「設定確認」や「設定変更可能」という特典もあります。でも私は、なるべくこの特典を使わないようにしています。なぜなら同店は通常のパチスロ店と同じように設定もバラバラに配分しているので、高設定を探してどんな設定だったのか？という推測を楽しみにしているからです。同店と似たようなレトロ台ゲームセンターでは「全台設定⑥」にしているところもあり、それはそれで魅力的な要素だと思いますが、個人的には高設定を探す方がワクワクして楽しいと感じちゃいますね。

　次回来店では、どんな機種を打つのでしょうか？ なるべく同じ機種ばかりではなく、他のレトロ台パチスロ機を増やしていこうと思います。

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