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パチスロ「1000億G」の結果に驚愕…「アノ激甘マシン」がまさかの「大暴れ」!?

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「確率の収束」という言葉が存在する。これはパチンコ・パチスロの世界でも度々耳にする言葉で、上級者ほど意識する理屈だ。

 例えば、100分の1で大当りする機種を100G回しても必ず大当りするわけではない。1000Gや2000G回しても実際の大当りは70分の1になったり130分の1になったりする。

 しかし、100000Gなど試行回数を増やしていけば段々と100分の1に近い数字となっていく。これを利用して設定推測を行うユーザーも存在する。

 この「確率の収束」がパチンコ・パチスロにおいて、どの程度の信頼度が担保できるのだろうか。

 過去、これに関するツイートが話題となった。それはパチスロ攻略サイト「期待値見える化」を運営する「だくお」氏の発言である。

 ツイートによると『バーサス』の設定1を完全攻略(出玉率約100%)するシミュレーションを1000億G試行した結果、最大でプラス600万枚、最低でマイナス400万枚の最大約1000万枚の振れ幅が発生したという。

 膨大なスケールの試みのため気が遠くなってしまう。1日で遊技可能なG数は10000G前後が限界に近い。1年間フルウエイトで回し続けても3650000Gに満たないだろう。

 この条件でも「1000億G」は約27400年かけないと達成しえない数字だ。丸々300人分の人生と同等の時間量とも考えられる。

 プラス600万枚やマイナス400万枚という数字も途方もない値。貸し出し額にすれば約2億円もの差だ。

 この情報を咀嚼すれば出玉率100%のマシンを延々と打った場合、「一生マイナス」となる人もいれば「一生プラス収支」の人もいるという解釈ができる。

 我々は、この振れ幅を「ヒキ」と呼んでいるのかもしれない。例えば、ヒキ強で有名な「シーサ。」氏などは「一生プラス収支」側の人間と言えるのではないだろうか。

 一見、出玉の波が安定していそうな『バーサス』においても、これほど膨大な振れ幅が発生するのだ。『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』といった、荒波マシンの場合など想像は難しい。

 Aタイプをメインに立ち回るスロプロでさえ月間でマイナス収支となる場合もあるらしく、パチスロの「波」とは壮大なものだと感じられる。

 そう考えると、巷に聞く6号機においての「最高設定で大負けした」や「低設定で大勝ちした」などの声も決して珍しいことではないのかもしれない。

 貴方は「一生マイナス」「一生プラス」どちらの人間だろうか。

(文=大松)

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