パチスロ「打てば負ける運命」が待ち構えている!?【濱マモルののほほんコラムVol.138~苦手意識~】
先日で4回目。メーシーの『SLOTマッピー』を打ちたくてホールへ向かうも、先客ありで打てず仕舞なのである。
昭和51年生まれの人間だけに、ファミリーコンピューターはど真ん中世代。ナムコの同対応ソフト第4弾「マッピー」もやり込んだクチであるから、食指が動くのは当然なのだが、近隣ホールの設置はバラエティコーナーばかりというのもあり、常に稼働中なのである。
いまだそらで歌えるキャッチーなBGM、パワードアを開けた時の耳にこびり付く効果音。加えて左リール青7絵柄狙いならば『クランキーコンドル』、同BAR狙いならば『オオハナビ』を彷彿とさせる出目も秀逸とのことだし、とにかく1度は触れてみたいのだが、ここだけの話、不安がないと言えばウソになる。
明らかに我々世代ではない若人がガッツリと遊技しているのは、技術介入で機械割を押し上げられるからであろう。ノーマルビッグ中に必要なその技術介入にはノーマルとハードの2つがあり、3連マッピー絵柄を狙うノーマル手順には2コマの猶予がある一方、ハード手順は左リール中段へ青7絵柄をビタ押し。後者の方がAT「マッピーゲーム」の上乗せが優遇されるのだから、見る限り、多くの人々はこちらを選択している。
常々公言している通り、アタシは目押し力をウリとするキャラではない。じゃあなにがウリなんだと問われても「原稿の締め切りを守る」といった点くらいしか思い浮かばないが、年齢を重ねると共に目押し力が劣化しているのは否めない事実。件のビタ押しも左リールのみとはいえ、正直、完璧にこなせる自信がないのである。
何故なら、エレコの『バーサスリヴァイズ』を取材させていただいた際、ドラゴン広石先生、ゴトロニ先輩ら一流目押し職人の方々が難なくREG中のビタ押しを決めたのに対して、アタシは失敗ばかり。この日はプレッシャーにやられただけだろうと導入後、ガラガラのホールを選んでひっそりと遊技したところ、やはりビタ押しの精度が悪すぎて逆押し手順に切り替えた経緯がある。
同じく複数の手順がある『新ハナビ』のREGはコマ数に余裕があることから、かろうじて上級者手順で頑張れるものの、『バーサスリヴァイズ』は断念。となると、『SLOTマッピー』も危ういわけであり、無論、最終ゲームでのカットイン発生時に挑戦可能な裏技手順などできるハズもないアタシは、まぁ打てば負ける運命が待ち構えているのである。
打ちたいが、ただでさえ薄っぺらい財布の中身を減らしたくもない。先客ありを確認する都度、どことなくホッとしているのは、そのセイなのかもしれない。
(文=濱マモル)
〈著者プロフィール〉
神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。
■Twitter(@hamamamoru777):濱マモル
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