パチスロ「年間販売台数第3位」の王道シリーズや、リアルボーナスが87％ループする合法連チャン機などリリース！【ヒットメーカー「2022年の軌跡」】

　2022年も“ハイビスカスづくし”。「ハナハナシリーズ」などで知られるパイオニアは、3月発売の『沖縄フェスティバル-30』を皮切りに、疑似ボーナスの連打が魅力の『スーパーハナハナ2-30』やリアルボーナスが約87％ループする『ヴィーナスゾーン』など、今年は計5機種をリリースした。

　なかでも、5号機時代から好評のシリーズ最新作『ハナハナホウオウ～天翔～』は販売台数約3万台（パチンコビレッジ調べ）を突破し、今年の販売台数ランキングで第三位にランクイン。やはり王道のノーマルタイプは、今も昔も多くのプレイヤーから愛される人気スペックであることがうかがえる。

『ハナハナホウオウ～天翔～』

■BIG確率：1/297（設定1）～1/236（設定6）
■REG確率：1/496（同）～1/337（同）
■ボーナス合算確率：1/186（同）～1/139（同）
■出玉率：97％（同）～109％（同）

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　ホウオウシリーズ特有のBIG偏向型スペックを実現した本機。同シリーズ6号機『ニューハナハナゴールド－30』の107％から109％へとアップしており、ボーナスの最大獲得枚数もBIG：224枚→240枚、REG：112枚→120枚と上昇しているなど、6号機ハナハナシリーズの中でもトップクラスの出玉感を味わうことが可能だ。

　演出面は、シリーズでお馴染みの「ハイビスカスが光ればボーナス」というシンプルな仕上り。その告知比率はレバーON時が約85％で、次ゲームレバーON時が約15％となっており、小役との同時成立時は次ゲーム以降に告知される。

　BIG確定のプレミアム演出については、「ハイビスカスの特殊点滅」「MAXボタンの色変化」のほか、「小役入賞時の払い出し音変化」「バックライトフラッシュ」「真・天翔フリーズ」などを用意している。

　楽曲に関しては、ハナ好きで知られるスラッシュメタルバンド「Gargoyle」のKIBA氏による書き下ろし曲「ハナよチカれ!」を聴くこともできる。

『ヴィーナスゾーン』

■初当り確率：1/580.9（設定1）～1/374.1（設定6）
■ボーナス合算確率：1/84.5（同）～1/57.6（同）
■出玉率：96.8％（同）～108.8％（同）

　冒頭で述べた『ヴィーナスゾーン』は、いわゆるリノタイプを採用したリアルボーナス連チャンマシンで、純増約126枚のビッグと純増約61枚のREG、計2種類のボーナスを搭載している。

　通常時はスイカが揃えば「Vゾーン」へ突入。チェリー入賞時もVゾーンへと繋がる可能性があり、左リール角チェリー停止時、右リール上or下段にピンク7絵柄が停止すればVゾーンが濃厚となる。

　Vゾーン突入後は約1/10という超高確率でボーナス抽選が行われ、お馴染みのハイビスカスが光ればボーナス確定。ボーナス消化後はもちろんVゾーンからスタートし、そのループ率は驚異の87％を誇る。

　今年11月には、最新タイトル『ラストユートピア』をリリース。“ノーマルタイプの理想郷”と銘打たれた本機は、定番のハイビスカスランプがリール間に搭載されており、告知割合も本来とは真逆の第三停止告知が大半を占めるという、これまでのハナシリーズとは一線を画した仕上りとなっている。

　ご存知の通り、ノーマル市場は5号機時代終焉とともに一気に低迷してしまった。それでもパイオニアは、告知方法を変えるなどのゲーム性の改変を行ったり、あえてリノタイプを採用したりするなど、さまざまな試行錯誤を重ねている。

　いつかその努力が実を結び、激動の6号機時代を無事に乗り切ってもらいたい。