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かつてあった「韓国パチンコ」の実態とは… 「掛け持ち遊技」「店員のガン飛ばし」日本とは異なるダークな雰囲気に戦々恐々

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 レトロ台が大好きな私ですが、今回は過去に「韓国のパチンコ店」に入った時の思い出を語っていきたいと思います。

 日本でも近い将来、いくつかの県でカジノを含むIR(統合型リゾート)が開業予定ですが、お隣の韓国には昔からありましたよね。

 日本から韓国までのフライト時間はわずか2時間30分。カジノ目当てに韓国へ行かれた方もいらっしゃるでしょう。

 一方、韓国のパチンコ(通称、メダルチギ)はどうでしょうか? あくまで推察ですが、カジノに行かれた方より遥かに少ないのではないかと予想しています。

 韓国におけるパチンコ店(メダルチギ等を含む)は2006年に完全撤廃されましたが、一時期はかなり盛んだったこともありました。最盛期の店舗数は、日本のパチンコ業界の全盛期に匹敵する15000店舗以上にものぼったそうですが、店の規模は日本と比較して大幅に小さく、設置台数は50台もあれば大型店の部類で20~30台程度が主流でした。

 ここからが私の体験談になるのですが、韓国のパチンコ店は日本とはまるで違う雰囲気を漂わせていたんです。

 韓国に友人がいた私は2000年代初頭によくソウルやプサンに遊びに行っていた時期があり、どうしても韓国のパチンコ店に入りたくて友人に同伴をお願いしたのですが、何度も断られました。

 詳しい説明はありませんでしたが、「とにかくヤメておいた方がいい」「地元の人間以外は近寄らないのが無難」だと。

 もちろん合法で国の許可を受けて営業しているのですが、やはり経営層も客層も日本とは異なるというのは薄々気づいていました。

 そしてある日のこと、意を決してプサンの宿泊先近くで見かけたパチンコ店へ1人で飛び込んだのですが……。

 30台くらい設置されていたお店だったでしょうか、店内の照明はかなり暗めで、客は5、6人ほどいたのですが、そのお客さん全員がパチンコ台を複数掛け持ちして遊技していたんです。

 またその客というのが見るからに“こわもて”の人たちばかり。しかも、視線は明らかに一見客である私に集中し、訝しげな表情でこちらを睨み付けてきます。

 さらに、店の奥にいた従業員らしき男も私の入店に気づき、「いらっしゃいませ」の声かけどころか、客よりも険しい形相で睨み付けてきます。まるで「直ぐにでも出て行け!」と言わんばかりの表情でした。

 結局、その無言の圧力に負け、入店から1分と経たないうちに店を出ることに。その時、私の脳裏には友人からの「近寄るな」という言葉がよぎりました。

 そのまま遊技を続行したものならどうなっていたことか……それは知る由もありませんが、何事もなく無事に帰れただけでも幸いだったのかもしれません。まあ、私が勝手にビビっただけで遊技していても何も起こらなかったかもしれませんが。

 とはいえ、その店内の雰囲気は本当に独特のものがあり、日本ではなかなか味わえない得体の知れない恐怖感があったことは確かです。

 メダルチギが完全撤廃となった今、その真相を確かめる術はもうありませんが、この時の恐怖は一生忘れることはないでしょう。

 やはり、海外では1人で知らない所をウロつくのはよくありませんね。

 えっ?ちょっとビビり過ぎですか? 自分でもそう思います……。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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