パチンコ・パチスロ「攻略法」で大勝利!? 爆笑の「出禁エピソード」も紹介!!【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.09】
【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.09】
スケジュールの兼ね合いなどもあり、久しぶりの開催となったdustboxのベーシスト・JOJIとドラマー・YU-KIによる座談企画。今回はなんとHawaiian 6のドラマー・HATANO氏が参加。古くからのパチンコ・パチスロ好きで知られるHATANO氏に、まずはパチンコ・パチスロにまつわる様々な思い出話を語っていただいた。
〇〇〇
-本日はお越しいただき、ありがとうございます。早速ですが、パチスロはいつ頃から打たれてるんですか?
HATANO「1.5号機から打ってますよ。スターダストの頃から」
濱「1.5号機だと『ニュースターダストⅡ』ですね。オリンピアの」
HATANO「当時はメーカーなんか気にしてなかったな。ほかには『ファイアーバード7U』とか、トロピカーナ(『トロピカーナ7X』)とかがあったかな」
濱「その機種たちを打ち込まれているだなんて、めちゃくちゃ羨ましいです。アタシは全国の設置店を探して、1~2回打てた程度ですから」
HATANO「あと、あれも好きだったよ。『ペガサス412』」
濱「パル工業の3号機ですね。あれはいろいろなバージョンの裏モノがありましたよね」
HATANO「免許を取りに行ってた時、高島平の近所にパチンコ屋があって、そこのペガサスはクッソ裏モノだったから」
濱「その当時は、どこが拠点だったんですか?」
HATANO「池袋だね。『パール』とか『ひかり』とか。で、2軒くらい出禁になってる」
一同「わはははは」
-なにをされたんですか?
HATANO「それは、ある羽根モノがあって、ローラーの磁石に玉がつくんだよ。当時、羽根モノは8ラウンドで、最終ラウンドの終わるタイミングに玉を入れると、また1ラウンドからスタートする永久打法があったの」
濱「なるほど」
HATANO「下から台を『ドンッ』ってやったら玉が入るんだけど、あれをやり続けたら出禁になった」
-わはははは。それはなりますね。
HATANO「あの頃はさ、玉を流したら暗号みたいなのが打ち込まれた長い紙をもらったでしょ」
濱「もらいましたね。懐かしい」
JOJI「え!? 知らない知らない」
YU-KI「レシートじゃないんですか?」
HATANO「違うんだよ。細長い紙にバババババッてランダムに穴が開いてて。それをカウンタ―で読み込むと何発って出る」
JOJI「へー、知らないです」
HATANO「で、その打法を永遠にやってるから、長い紙をすげー持ってて。カウンターに行ったら『とりあえず、帰ってくれ』って」
一同「わはははは」
濱「昔は羽根モノって規定玉数で打ち止めだったりしましたからね。それだけ打ち続ければ束にもなりますよね」
HATANO「その頃はスマートボールもあってさ、その店もバッチリ出禁になったよ。俺はさ、スマートボールなんて縁日の延長だと思ってたんだけど、すげー真剣にやってる人がいるの」
JOJI「俺がガキの頃、浅草にも沢山ありました。おっちゃんが並んでましたよ」
濱「アタシは熱海とか箱根の温泉街で打ったことがある程度ですけど、攻略法なんてあるんですか?」
HATANO「一発台の『スーパーコンビ』とかあったじゃない? あの流派だよ」
-今も台を叩く人はいますけど、攻略で叩く人はいないので、にわかに信じがたいです。そんな時代があったとは…。
濱「大当り直結ではないですけど、平和の『ホースケ君DX』は、役物に入った玉が回転盤のスタート入賞に引き込まれると、デジタルが回転するゲーム性だったんですよね」
-『Pうまい棒』みたいなものですか。
濱「まぁ近いといえば近いです。で、隣のヤツがうまくスタート入賞させるようにちょこちょこどついてたんですけど、その震動がこっちにも来るわけですよ。そのうち、アタシもイライラしちゃって、ヤツのどつきのせいで自分の玉がスタート入賞しなかった瞬間、ブチ切れてトラブルになったことがあります」
HATANO「わはははは。昔の台は、夢しかないな」
-でもやっぱり、どつきはよくないですね…。
濱「まぁ今はセンサーが搭載されてますし、そんな人はいないでしょうけどね」
HATANO「あとは『ファイアーバード7U』の1枚掛け攻略とかね」
-それは、どういう攻略法なんですか?
濱「ビッグ中小役ゲームの3~23G間、1枚掛けでJACをハズしながら小役を奪取する手順ですよね」
HATANO「そう。で、それをやって、その店でも出禁になった。いい時代だったなぁ」
-いろんな意味で緩い時代だったんですね。ところで、そんなHATANOさんと、JOJIさんやYU-KIさんとの最近のエピソードはありますか?
JOJI「この間、Hawaiian 6のリリースツアーで、北の方を一緒に回ったんですよ。東北でやって、青森からフェリーに乗って、北海道でライブが終わったら、またフェリーに乗って、青森でライブするって感じで」
-なるほど。
JOJI「でね、フェリーの中にはパチンコがあるんですよ。そこに一生、いましたよね。おふたりは」
HATANO「往復16時間の中、11時間は打ってたな」
一同「わはははは」
YU-KI「行きに関しては喫煙所に2時間。あとはずっと打ってました。ヤメたのは到着の30分前くらいです」
JOJI「途中、『まだ打ってるの?』と思って、覗きに行くじゃないですか。そしたら、モンハンの月下雷鳴(『パチスロ モンスターハンター 月下雷鳴』)でカプセルのおもちゃをめっちゃ出してるの。相当、打ち続けてるんだなって」
HATANO「まさかフェリーで5千円も使うとは思わなかったよ」
YU-KI「初当りに3千円くらい使いましたしね」
濱「基本的に、一緒にツアーを回るとHATANOさんとYU-KIくんは連れ打ちしてるわけですよね。JOJIくんは?」
HATANO「JOJIは最近、付き合ってくれねーんだよ。『付いていけねー』って」
YU-KI「6号機になってからですよね」
JOJI「でも、カバネリ(『パチスロ甲鉄城のカバネリ』)は打つよ」
濱「付いていけないというのは、HATANOさんやYU-KIくんがライブ前とか、ライブ後から閉店までとか、短時間でも打ちに行っちゃうからじゃないですか?」
HATANO「違うんだよ。前の日にさ、例えば岩手県とかに行くじゃん、青森県とか。で、次が栃木県だったりすると、間はオフ日だったりするじゃん。そうすると俺たちは当然、朝の4時くらいに出るだろう…って話になるのよ。オープンに間に合うじゃねぇかよって」
一同「わはははは」
HATANO「車は2台あるんだけど、『当然、行くよな?』みたいな感じでJOJIの方を見ると、目をそらすんだよ。だから『あれ?』みたいになって、『4時に集まるやつは誰なんだ?』って聞くと大体、決まった戦士たちが集まるんだよ」
YU-KI「戦士は少ないんですけどね」
濱「じゃあ、もう1台の機材車はパンパンじゃないですか」
HATANO「そう、パンパンなんだよ。でも、車に乗り切れない時があるじゃん。その時は強制的なソルジャーが出るんだよ」
JOJI「打たないヤツが乗せられたりね」
HATANO「そういう旅が続いてるんだよ」
YU-KI「1月もありますよね、宇都宮から。宇都宮は当日入りっすよね?」
HATANO「近いからな」
JOJI「ビッグマーチで打つんですか?」
HATANO「そう」
JOJI「結構、遠いっすよ。あのお店」
HATANO「いや、4キロは歩けるから」
YU-KI「ホントに前、歩いて帰ってきたんですよ」
HATANO「4キロまでは歩こうって決めてるんだよ。まぁでも、きっとその日は何人かのソルジャーが自腹で前乗りしてるだろうな」
YU-KI「朝から打ちたいですしね」
-やっぱり、地方でも高設定を狙うんですか?
YU-KI「データは見ますけど、基本的には知らない店ですからね。リセットされてるかどうかもわからないし。なのに、朝から行くっていうね」
HATANO「『なにがしたいんだ?』って言われたら、ふざけたいんだよ。それだけ」
濱「わはははは。HATANOさんらしいです」
HATANO「最終的には勝った負けたっていうより、戦ったかどうかってことなんだよ」
-現地で打ったかどうかってことが大事なんですね。
HATANO「そうそう。だから、わざと最後にドル箱をひっかけて帰ってもいいし。そういう感じ」
濱「まさにソルジャーですね」
HATANO「昔にもさ、加古川でパチンコの『海物語』を打ってて。そしたら、遠くで打ってたうちのスタッフが確変に入ってすげー箱を積んでたんだよ。『すげー出てますよ。10箱近く積んでるんじゃないですか』って仲間が言うから、すげームカついちゃって『お前を超すまで打ってやるからよ』って言ったら、すげーハマってサメが揃ったの」
一同「わはははは」
HATANO「でも、プライドが許さなくて通常当りで出た千何発を30箱に分けて入れたから。で、仲間に『俺が30箱出てるって言ってこい』って」
-それ、ご自身で分けたんですか?
HATANO「そう。自分で分けて。で、パチンコ屋に置いてある『1万枚おめでとう』とか『何千発』とかの札を全部持ってきて、それを自分の札に刺したんだけど、店員がすげー怒ってた」
濱「そりゃあ怒られますよ」
HATANO「でも、楽しかったよ。俺の台だけ族車みたいになってんの」
YU-KI「周りのお客さんはどうだったんですか?」
HATANO「結構、空いてる店だったんだよな。だけど、奥で店員が『あれ、なんだ?』ってずーっと見てるの。楽しかったな」
濱「思えば昔って、自分でコインや玉を流してましたよね」
HATANO「だよね。でも、そういうのがあったから、そうしたんだろうね。わからねーけど」
JOJI「HATANOさんみたいなのがいるからですね」
HATANO「わはははは。やっぱり、にぎやかな方がいいじゃん。サクラみたいなもんだよ」
濱「いやいや。30箱あっても、どれも少ししか入ってませんし、サクラにはなりませんよ」
HATANO「でも、ほぼ空でも30箱も積むと結構なもんだよ。またやりてえなぁ、ああいうの」
YU-KI「今は各台計数機の店が多いですからね」
HATANO「もう上にガセのステッカー貼るしかないな。『35万発!』みたなヤツを」
濱「今の時代、それだけで怒られる危険性がありますよ」
YU-KI「出禁ですよ、出禁」
HATANO「それはちょっと悲しいなぁ」
YU-KI「でも地方だったら…」
濱「地方でもダメですよ、きっと」
YU-KI「いや、地方だったら出禁になってもいいかなぁって」
濱「まぁもしかしたら、二度と行かない可能性はありますしね」
YU-KI「でも、そんなことを言いながら俺たち、地方の知らないお店に入ったら、店員さんに挨拶しますよ」
HATANO「で、その後に『送りか(遠隔)!?』ってな」
一同「わはははは」
HATANO「前にどこかの店でな、朝、すげー早く並んでさ…」
YU-KI「あれは鈴鹿っすね。…えっと、朝から抽選を受けたんですよ。で、お店に入ったら入り口に店員さんがいるじゃないですか。そしたらHATANOさん、『今日はアンタのところ、出るの? 設定は入ってんの?』って」
HATANO「教えてくれなかったな」
濱「わはははは。そりゃそうですよ」
HATANO「でも、聞くべきだろ。顔に出るかもしれない」
濱「たしかに、極めればそこで分かるかもしれませんけど、そもそも、入り口でお出迎えしてる店員さんは設定配分を知らないんじゃないですかね」
HATANO「問題はそこなんだよ。まぁでも、こうやって新しい攻略法を探さないとダメだな。それで、ここで公開したら読者の人も『こりゃ見逃せねーよ』ってなるでしょ」
〇〇〇
昔の香ばしい話からツアー中の話まで、続々と飛び出すパチンコ・パチスロトーク。次回はどんなエピソードが語られるのか。乞うご期待だ。
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