パチンコ「当れば一撃7000発」! ファンに刺さる演出も魅力!!
夏らしいパチンコが登場
夏といえば花火。子どもの頃は、線香花火や手持ち花火の詰まったセットパックが陳列されているのを見るだけで気分が高揚したものである。コロナ禍で中止を余儀なくされていた花火大会も今年は各地で復活し、夏の夜空を華麗に彩った。
そんな花火をモチーフにしたパチンコ新台が高尾からリリースされた『Pあっぱれ!夏物語 ドカン!!と一発7000Ver.』である。機種名にもあるように、一撃大量出玉を獲得できる役物メインの一発台となっている。
注目の役物は、入賞すると左右どちらかのルートに分岐。左はノーマルルートとなり、上段の左右に可動するクルーン役物に玉が乗ればデジタル抽選のチャンスだが、下段にいくと可能性は低い。
一方、右側のスペシャルルートならデジタル抽選の大チャンス。ノーマルルートとは逆に下段にいけば裏に回ってステージ中央から直線でヘソに入賞する期待度が大幅にアップする激アツパターンとなる。
しかし、この役物機構、どこかで見覚えのある内容だ。そう、現代役物機の王者『餃子の王将』役物と瓜二つなのである。はっきり言おう。もう役物ファンは『王将』役物に飽き飽きしている。
『王将』シリーズ以外にも、『P EXゼウス』『Pホー助くん』『CR綱取物語~横綱7戦全力~』『Pすしざんまい』と類似マシンが定期的に登場し、すっかり定番化してしまい、まったく新鮮味がない。
違いといえば演出だけ。その演出も「シンプル・にぎやか・一発告知系」みたいな固着化した内容で面白味もない。『王将』シリーズでなければこの役物機構の使用を禁止してほしいほどである。
ファンに刺さる演出が魅力
しかし、本機は演出面において独自性を打ち出しており、花火が上がれば大当りというシンプルな内容でありながら、液晶を使わずに各所に配置されたランプだけで盛り上げてみせている。この試みはあっぱれと言わざるをえない。
そのランプ演出は、「投入」入賞後、まず「点火」か「不発」がルーレット形式で選択される。「不発」だとほぼおしまいとなるが、点火ランプが点灯すれば「3連ランプ」の第2段階に移行する。
ただ、最初で「不発」が選択されても「もう1回」ランプが光れば点火ルーレットがリトライされたり、打ち上げ演出に発展したりとまだまだチャンスが残されている。
一方、「点火」後に3連ランプが点灯し、その上部に搭載された「発展」ランプが光るとSPパターンとなる「メガ花火リーチ」へ。「リズム」「ルーレット」「連打」「一撃」「天晴」「プレミア」という6パターンの演出のいずれかが発生する。
期待度は表記の順番で高くなるが、チャンスアップパターンが発生すればもっとも期待度の低い「リズム花火リーチ」でも激アツとなる可能性もある。特にボタンの色や可動の有無に注目しよう。
大当りすればあとは右打ちするだけで、ラウンドや時短モードを消化しながら1400発×5回分の出玉を獲得できるようになっている。10ラウンドを5回消化するのに10分かからない。まさに一撃必殺の機種なのである。
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