「時短が入り乱れる」面白パチンコ!? 3種類の特殊な出玉機能搭載!!
不規則出目の「4ケタドットデジタル」パチンコ機⁉
基本的にデジパチは、3ケタの数字や絵柄が揃って大当りします。大手遊技機メーカー・三共はこの3ケタで揃うことを「フィーバー」、平和は「ブラボー」などと各メーカーがそれぞれ呼んでいました。特に前者は同社の登録商標となっていて、現在のデジパチの起源となっています。
3ケタがあるならば、それ以上もそれ以下もあるのでしょうか。
1ケタはなかったように思えますが、2ケタや4ケタは存在しています。特に4ケタは、3ケタ揃ったところで何らかの出玉がある…というようなゲーム性も存在しました。
そのパチンコ機は、1999年登場の『トゥウェイSS』(銀座)です。メーカーの銀座といえば先日『寿司大王6』を紹介しましたが、同時期はかなり個性的なスペックやゲーム性のパチンコ機を発表していました。本機も同様です。
「大当り・中当り・小当り」3種類の特殊な出玉機能搭載!
『トゥウェイSS』は前記の通りに4ケタデジタルですが、何と「大当り」の他に「中当り」や「小当り」の3種の当り目が存在しています。各々の確率は、現状ライトミドルの部類です。
平均出玉ですが大当りで約1,900発、中当りで約1,200発、小当りはアタッカーで約6秒間開放という特殊な仕組みです。特殊なのは各当たり終了後の時短にも示されています。大当りと中当りの時短は50回、小当りは30回となっています。
同機は4ケタのドットデジパチなのですが、どのような当り図柄となるのでしょうか?ドットは数字のみとなります。1ケタ目から4ケタ目までの数字配列は以下の通りです。
1ケタと2ケタは同じで「1から7」まで、3ケタ目は「0、3、7」のみ、4ケタ目は「1から9」という不規則な出目です。
ちなみに大当りは「3333」と「7777」の2通り、中当りは右端4ケタ目がそれぞれ1個ズレ(例:3332や7776)の4通り、小当りは右端4ケタ目のそれ以外の出目で12通りもあります。
リーチは、基本的に2種類しかない感じでした。通常は左の1ケタ目から順に止まります。「ノーマルリーチ」は1ケタ目で3と7が止まった時点で、何だかリーチっぽい音が流れます。
それが3ケタ目で「333」と「777」になった時点でけたたましい音とともに小当り以上は確定します。「スーパーリーチ」は3ケタ同時に回転したり、4ケタ以上同時に回転すると大当りで揃う可能性が高くなりました。
現在でも、改めてドットデジタルを見直しても良い気がします
各々の当り終了後には、デジタルが緑色となって時短に入ります。時間効率は通常時よりもかなり良く、回転の速度は倍に上がります。リーチは通常時と同じ動きをします。
私は、実際に同機を数回打ったことがありました。上記の通りに当りが3種類存在していましたので、玉持ちがとても良かった印象です。
その時に各々当り終了後の継続率を調べたことがありました。その結果、時短50回転中だと大当りと中当りで約22パーセント、小当りで約38パーセント。また時短30回転だと大当りと中当りで約10パーセント、小当りで25パーセントほどでした。
絵柄変動中は、ポコポコと非常に心地よいデジタル音でした。液晶に慣れてしまっている現在でも、改めてドットデジタルを見直しても良い気がします。
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