パチンコ「4リール1ライン」連チャン機を打ってみた‼

四本コーヒー店．のレトロ台実戦

• ＜目次＞
• 「4リール1ライン」連チャン機を打つ‼
• 当時では珍しい「しゃべる音声」で話題に！
• いつ「連チャン」が発生するか分からない？

　今回は、毎度おなじみレトロ台が打てる『ゲームセンタータンポポ』の設置機種からの話題です。

　筆者はここ最近、同店に訪れる頻度が減りました。しかし、どうしても気になる機種に関しては実際打つように努力しています。

　今回は設置されていた時代に打ったことのないデジパチを、レトロ台として初めて打つことになりました。

■「4リール1ライン」連チャン機を打つ‼

　そのパチンコ機は、1992年発表のデジパチ『エキサイトビューティー』（ニューギン）です。

　ドラム機ですが「４リール」あって横1ラインのみ有効です。同社のドラム機といえば『エキサイトジャック』シリーズがあり、同店でも同機設置前までは連チャン機の『エキサイトジャック２』でした。今回の入替はセル替えみたいな位置づけです。

　同機のデータですが、色々と検索はしてみましたが中々存在していないものです。しかし、何とかかき集めたモノからまとめてみました。

　大当り確率は周辺のデジパチにしては高めの230分の1で、大当り終了後の保留4回転で期待できる連チャン機です。その連チャン率は約18パーセントです。

　連チャンですが、当時の攻略雑誌が大当り発生時に点いていた保留ランプの末端で連チャンが発生する仕組みを発見したそうです。これは実際に大当りした時に確認してみないとわからないようですね。

　さて今度は、特徴をいくつかにまとめました。

　前記の通り、ドラム式デジパチとしては珍しくリールが４つあります。回転すると左から右へと順に停止します。絵柄は基本的に同一絵柄が4つ揃うと大当りですが、「３、７、\、＄、？」の絵柄は４リールのなかで3つ揃って大当りです。例として３の絵柄の場合に「３３６３」でも「３２３３」でも大当りです。

■当時では珍しい「しゃべる音声」で話題に！

　次に、当時のデジパチでは珍しく「しゃべる音声」を搭載していました。リーチが掛かったら「リーチ！」、大当りすると「おめでとう～大当り！」、大当りが終了すると「バンザ～イ、バンザ～イ、バンザ～イ！」と連呼してくれます。さらに、大当り中にはウエーブするみたいに動く演出も搭載していました。

　そして同機を象徴するモノとして、機種名の『ビューティー』を連想させるようなリールの絵柄デザインがありました。さすがにこちらでは載せられませんので、ご確認はぜひ『タンポポ』まで足を運んでいただければ幸いです。

■いつ「連チャン」が発生するか分からない？

　実際に同機を打ってみて、簡単にまとめました。

　まずは連チャンについてです。今回の連チャンは弱かった印象でした。確かに約18パーセントですのでなおさらですが、先述したように大当り発生時に点いていた保留ランプの末端で連チャンが発生する様子でした。

　ただ、実際に連チャンしたのが1回だけでした。また「連チャン打法」とか、連チャンを促進するための方法があるというわけでも無いようです。同店にあって筆者がよく打つ『フィーバーレジェンドⅠ』（三共）と同じく、いつ連チャンが発生するのかが分からない「たそがれ連チャン」なのでしょうか？

　また『レジェンド』といえば、ウイングアタッカーによる仕組みの性格上、1回の大当りで大量獲得できるメリットが魅力でした。

　同機もちょっと似ているのですが、アタッカー形状は普通でもVゾーンが奥にあるので、閉まるタイミングが遅れます。よって、こちらも大量獲得が見込まれるデジパチだったのです。上手くいけば『レジェンド』と同じく、３千発入りのドル箱に目一杯獲得することが可能でした。

　同店で打ったのは、2024年5月のゴールデンウイーク明け。いつものように早朝から開店待ちをしていましたが、流石に２番目に来た人は9時半過ぎでした。

　でも、筆者が希望する同機を打つためには、整理券システムが無い以上、やむを得ず早く来店していないといけないわけです。

　10時開店から同機を打ちましたが、今回は途中の16時ごろで諦めてしまいました。最高で5箱積みましたが、3箱もストレートに打ち込む結果に。見た目よりもデジタルがよく回転するゲージで、連チャンも1回でしたが、満足できる感じにはなれませんでした。

　今回は満足のいく結果ではありませんでしたので、近いうちにまたリベンジしようと考えています。