パチンコ店「非等価交換」が首都圏全域に!? 「高設定」確率UPなど大きな「メリット」があるも太刀打ちできない「出玉規制」の壁
2015年11月から開始された東京都のパチンコホール全店で行われた等価交換の撤廃は、パチンコ業界に大きな衝撃を与えた。またこれはユーザーの立ち回りにも影響を与え、等価店地域である「神奈川県」「埼玉県」に足を運んだ人も多いだろう。
そんな等価交換店が多く存在していた都周辺地域「埼玉県」「千葉県」もついに、開始時期は未定ではあるが非等価交換に向け既に動き出しているという話が浮上しているようだ。
交換システムに関して簡単に説明すると、等価交換は客が1000円相当の玉を、同じ価値の1000円分の特殊景品と交換できることをいう。これに対し非等価は、1000円相当の玉を特殊景品へ交換しても1000円以下になってしまう。その差額は店側の利益となる。
同じ玉数でも交換する際の差額いわゆる「交換ギャップ」によって客側が結果的に損をしてしまうシステムを、ユーザーが快く受け入れられないのは当然だろう。現在ネット上で話題の埼玉県非等価交換の動きにユーザーからは「遂に終わった」「引退決定」と悲しみの声が絶えず、さらなる遊技人口の低下が囁かれているが……
必ずしも非等価交換が、悪影響を及ぼすとは限らないという声もある。
「非等価に対して悲観的なユーザーが多いのは当然でしょう。例えば、10万円分の玉を特殊景品と交換する際、非等価と等価で交換できる金額分で1万円以上の差が出ることも有り得ます。ユーザーからすれば『等価だったら1万円分多かったのに』と思うのは当たり前ですよね。
ただ、例えば同じ出玉で等価交換であれば4万円分、非等価交換では3万円分となればその1万円分の差額は店側の利益となりますが、その利益がある分、非等価店の方が『有効的』なのではと述べるユーザーもいます。その利益分をユーザーに還元できますからね。パチスロに設定を入れやすくなるなど、結局は店側のやる気次第となりますが……」(記者)
このように非等価にも大きなメリットがあるのは事実だ。交換の際に多少損失してしまうデメリットもあるが、ユーザーにとってはパチスロでいえば、魅力が最大限引き出された高設定を打てる確率が上昇するというメリットはあるのではないか。
ただ、今月導入された獲得枚数に制限が設けられた5.9号機の第一弾『戦国コレクション3』は大きな期待がされていたものの、ユーザーから「全て規制のせい」「打つ気にならない」と出玉規制の影響を物語る意見が目立った。そしてさらなる出玉抑制が懸念される6号機が2月から施行される。
いくら非等価交換にメリットがあるといえども、この出玉規制を補うことは難しいだろう……。
(文=編集部)
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