NEW 2016.11.21 14:54

ファン大歓喜!! 『シスタークエスト』の新作が堂々復活!!内覧会にアキバのまこさんが行ってきた!!

文＝アキバのまこさん

『シスタークエスト』と言えばゲーム、パチスロメーカーとして有名なSNKプレイモアの人気シリーズだ。しかしご存じの方も多いと思うが、SNKは昨年パチスロ事業からの撤退を発表し、シスタークエスト４の開発が報じられていたにも関わらずお蔵入りとなってしまっていた。実際身近なシスクエファンからも悲しみの声を多数聞いたのをよく覚えている。

　しかし表題の通り「シスタークエスト～時の魔術師と悠久の姉妹～」がハイライツ・エンタテイメントから発表された。

　今回、内覧会にお邪魔して実機を試打させて頂いた。一番に受けた印象は、サウンド、雰囲気、操作性など、前作を知っている人であれば何の心配も無く打てるように仕上げられていた。ちなみに主人公シフォンの声優も前作同様、けいおん等で有名な人気声優の豊崎愛生さんが担当している。

　そして出玉のメインであるART「冒険RUSH」は純増1.4枚、継続率管理(MAX80％)、1セットの初期ゲーム数は40G or 100G、ゲーム数上乗せ、セット継続の「絆ストック」等、前作と変わりないゲーム制となっているので安心して遊技することが出来るだろう。
お馴染みの奥深いストーリーも健在だ。

　何かが確定した時に発動するであろうと思われる魔法陣(マジカル)リング役物。発動したらなかなか頭がオカシクなりそうなサウンドが鳴り響いた。

新たな上乗せ特化ゾーン

　前作でお馴染み「METALロード」や7が揃いまくる「SEVENロード」は勿論健在だが、今回はMETALロードの強化版の「KING METALロード」やMETAL、KINGMETALロード中の白７揃いによって突入する「MIRACLEロード」が新たに搭載されている。

　KINGMETALロードの平均上乗せは150G、MIRACLEロードはゲーム数+絆ストックが発生し、上乗せG数は未知数であり、ネットで上乗せ画像の自慢大会が開催されるのが今から楽しみである。

　今の時代、メーカーごとに必ず存在する「激熱柄」だが、ハイライツ・エンタテイメント社においては「歌舞伎柄」のようだ。前作ではSNKの「ドキドキ柄」だったが、もう拝むことが出来ないのかと考えると感慨深いものがある。

　感想としては、無くなったモノはドキドキ柄のみで新たなモノは沢山ある、それがバランスよく調整されている印象であった。

　パチスロ打ちとして見解を述べさせて頂けば、前作同様通常時からARTへの道筋にCZ(チャンスゾーン)などというまどろっこしい物は無く、レア役やボーナスから直でARTへの期待感があり、BIGではしっかりと200枚取らせてもらえる王道スペックを貫いてくれている事が非常に好感を持てる所である。

　五号機の名機たちに挙げられるART機は総じてこのスペックが多く、ホールも設定を上手く使い、朝一から設定を掴みに行く楽しみがそこにはあった。

ハイライツ・エンタテイメントとは

　パチスロユーザーには聞き慣れない社名であるが、ホームページを見てみると、ホール関連の機器の取扱い等をしていて、パチスロユーザーはもう既にホールでお世話になっているようだ。

　過去にもパチスロ機を発売した機歴があったので詳細をクリックしてみたところ、過去の２機種が「ソーラー７」「鬼神７」といったこれまた通好みの台が出てきた。言ってしまえば「アイ電子」である。詳しい事はホームページに記載されているのでそちらでチェックしてもらいたい。

公式ホームページ
http://www.high-enter.biz/

「100メガショック！NEO-GEO！」のキャッチコピーで格闘ゲーム業界を席巻したSNK。子供の頃に近所の酒屋やスーパーの店頭に置いてあったゲーム筐体「MVS」で「餓狼」や「龍虎」や「KOF」等を遊んだ人も多いのではないだろうか。そんな子供たちが大人になり、パチンコパチスロを遊技するようになり、SNKが参入して懐かしのコンテンツをパチスロ化するという流れは見事だった。パチスロ事業の撤退の話を聞いた時は、ネオジオユーザーだった私が、「サムライスピリッツ零スペシャル」をもってネオジオでのソフト供給が最後になるという事を知った時に似た寂しさすら感じた。