パチスロ「初ATからフリーズ発生」…設定1濃厚台とんでもない結果に？

　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は人気作品をモチーフに作られたシリーズの第3弾『絶対衝激Ⅲ』（スパイキー）について書いていきたい。

MAX80％の「衝激ループ」が出玉増加のカギ!

　本機は、純増約2.7枚のATで出玉を伸ばしていくタイプ。通常時はレア役やプッチュ目によって獲得できる心の距離PTを貯めて、MAX到達（平均80G）で突入するCZ「モテ期」や前兆「デート」から「バトルBONUS」当選を目指す。レア役成立時はPT特化ゾーン「ココアゲゾーン」の突入抽選も行っている。

　CZは15G継続、毎Gで％の獲得抽選を行い、最終Gで獲得した％によって当否をジャッジ。100％以降はAT直撃の抽選に変換される。また、一部で突入する「モテ期極上」は100％からスタートするため、ATの大チャンスだ。

「バトルBONUS」は、純増約2.7枚、15G間でレア役成立時はAT当選のチャンス。AT非当選で終了した場合はAT当選を賭けた15Gor30G継続するバトル「絶対領域」に移行する。この間は全役で勝利抽選を行い、勝利後の残りG数はストックのチャンスとなる「衝激CHANCE」で消化することができる。

　AT「衝激ループ」は、「衝激RUSH」で継続抽選を行い、ストック有or継続なら30G＋α継続する「プラトニックBONUS」に移行。継続抽選に漏れた場合でも「コンティニュー」で引き戻しに成功するとATに復帰させることが可能だ。

「衝激RUSH」成功時の一部では「極上絶対領域」に突入。10G＋α継続し、毎G全役でストックの抽選を行う。平均獲得は約4個で、大量ストックも可能な特化ゾーンとなっている。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

■ハマりからの「バトルBONUS」!!チャンスをものにできるか!?

　朝一は、なかなか心の距離PTを貯めることができず。200G手前でようやく「デート」に突入するが、残念ながらスルー。その後もなかなかPTが貯まらず、2周期で400Gを超えてしまうが…。2度目の「デート」から、とりあえず「バトルBONUS」をゲットすることができた。

　そして「バトルBONUS」消化中には、強チェリープッチュ目が出現してATに当選。初回からハマってしまったがATに入れることができたので良しとしよう。そう思っていると…何とフリーズが発生したのであった。

　強チェリープッチュ目から「極上絶対領域」に当選していたようで、いきなり大チャンス到来だ。そして消化中はレア役を引くことができなかったが、3つストックを獲得。出玉を伸ばすきっかけとしては十分だろう。

　そこからは「プラトニックBONUS」中のレア役からストックを重ねていき、獲得が1000枚を超えたところで再び「極上絶対領域」に当選。「これは完走も見えてきた」と思って消化すると…獲得はストック1つだけでかなり虚しい結果になってしまった。

　そこで勢いが止まってしまい、ストックを消化してATが終了してしまう。初回で約1200枚とまずまずの枚数を獲得できたが、特化ゾーンに2回入れたことを考えると物足りない出玉である。

■低設定挙動だが続行…その後の展開は!?

　この時点で奇数示唆が多め＋設定3否定のボーナス終了画面が出現しており「これは1だな」と確信していた。しかし「まだ少し遊び足りないな」と思ってしまいもう一発ATを引くまで打とうと続行した。

　その後はなかなかATに入れることができずに、なんと「バトルBONUS」を6連続でスルーしてしまう…。深いハマりはなかったもののAT間は1000Gほどになり出玉は消滅。何連続スルーするか見てみたかったが、追い金する気にもなれずここでヤメ。投資600枚、回収0枚で残念だったが、低設定挙動の台で粘ったため仕方がない結果だ。

　最後に今回の実戦データを紹介する。

■総回転数：1890G（その内、通常時が1398G）
■バトルBONUS初当り確率：約1/199.7（1/216～1/172）
■衝激ループ初当り確率：1/1398（1/507～1/413）
■共通ベル確率：1/279.6（1/224.4～1/52.3）
※（）内の数値はすべて「設定1～設定6」の抽選確率
〇〇〇

　今回の実戦では高設定に期待できる要素が全くなく、設定差の大きい共通ベル確率を見ても低設定が濃厚だろう。

　結果はイマイチだったが「極上絶対領域」に2回突入して、内容としては楽しむことができた。今回は活かせなかったが、有利区間がリセットされる「コンティニュー」によって、爆発力にも期待できる。次回は2400枚、さらにはそれ以上を目指してリベンジしたいと思う。