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祝!! デビューから「2年経過したスマスロ」を勝手に振り返る️【ゴトロニの人生4コマスベリ】

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コラム『ゴトロニの人生4コマスベリ』
コラム『ゴトロニの人生4コマスベリ』

■やっぱり北斗の拳が凄すぎた

 どもども。ゴトロニです。

 えーと、言われてびっくりしたのが、スマスロがデビューして2年経過だそうです。これをどう思うかは人それぞれでしょうが、私は「まだそれしか経っていないの?」派。衝撃…もとい、メダル機の『カバネリ』にボコボコにされて負けた笑撃の第一弾からよくぞ巻き返したと思います。

 まぁ、どう考えても『北斗の拳』様々だよなぁ。劣勢な戦局を一発でひっくり返したという表現がぴったりです。しかも、4号機時代にあれだけ擦り倒されたのに、今もなんだかんだで客がいるしね。結構な台数があるのに。脱帽です、北斗神拳伝承者には。

 それで「まだ2年なの」という感想は、この間の進化が凄すぎるから。出玉試験基準が若干甘くなるなどいくつかの緩和があったものの、主にボラティリティ面で荒さが加速度的に向上。新しい展開に対応できる基礎的な開発力はやはりどこも備えているということでしょう。

 つか、6号機初期のレギュレーションが厳しすぎたんですよ、マジで。ある程度の出玉感も無いのはよろしくないですね。こっちだって家でゲームやってんじゃないわけだし。

■2年というのはちょうどアレの平均期間

 2年というのは、長めの液晶機パチスロの開発期間に相当します。映像がある程度流用できて、カット数が少なくて、アニメーションもテキトーなもので良くて、まぁなんやかんやと開発ツールが充実していれば1年でもイケるけど、そのクオリティは大体お察しです。

 逆に言えば、企画から立ち上げてしっかりと練られた本気の台なら、最低2年はかかる認識。人と時間と資金がめっちゃかかるんですよ、新台開発って。

 そういう事情はさておき、スマスロ第一弾から見て、今は小手調べが一巡した状況。とりあえず1回出して、そのフィードバックを受けて、さらに周りの流れを取り入れて…今度のは「現段階のホンキ」をリリースしてくるという段階と言っていいでしょう。

 つまり、これまでのは言っちゃナニですが、「かませ」です。ワイの人生のようにかませの台です。何ができるのかという試験的なもの、下手すれば申請目的の台とかまぎれているはずなのよね。だもんで、第二世代はこれまでと完成度が違うのは自明の理でありますなぁ。いやぁ、クッソ楽しみですね。期待しかありません。

■出玉増加速度で大きな括りとなっている

パチスロ イメージ画像
パチスロ イメージ画像

 さて、この2年間に出てきたスマスロをチェックして、今後のスマスロAT機(ハイパラなどのパツボ系は除く)の方向性を予想してみたいと思います。なお、私見バリバリでビッグデータがどうとかの裏付けは一切していないので悪しからず。まず実績を振り返る方から。

 人気が出た機種は結構真っ二つ。AT中の低純増(低っていうほど遅くはないけど、高純増に対して数値が低いって意味で)と高純増の二極化です。

 低純増派は『北斗の拳』や『モンキーターンV』、『戦国乙女4』など。設置から1年以上の活躍をしているので、好き嫌いはあってもさすがに認めないわけにはいかないですよね。

 手を出しやすく、初当りへの期待感や多彩なAT中の特化ゾーンを体験でき、全体的には用意されたチャンス役が何らかの形で仕事をするなどの特徴があります。最近だと『モンハンライズ』がホープ。これの評価がどうなるかという感じ。出玉面でちょっと辛すぎる、あるいは運任せすぎるところはありますが、それを補って余りある面白さは折り紙付きです。

 高純増派はスマスロ第一弾の生き残りにして人気V字復活の『ヴァルヴレイヴ』を筆頭に『からくりサーカス』、『かぐや様は告らせたい』…とSANKYO勢の独壇場という状況。そこに『To Loveる』が食い込んでいる感じでしょうか。

 他は、デビュー当初は反応がよくても、その後はズルズルと稼働を落とすパターンのようです。まぁ、さすがにギャンブルレートが高すぎるんだろうなぁ。仕事帰りの人にとっては、何も良いところ無しでお帰りパターンしかないなんていうノーケア状態なのはさすがに無理もない反応ですよね。

 ただ、この2年間は現状の内規でどこまでギャンブル性を高められるかの探り合いタイムでもあったので、どうしても派手さの方向へエスカレートしてしまったというのはあるでしょう。付き合わされるこっちの身としてはたまったもんじゃないけどな。

 あと、個人的な話になるのですが、高純増タイプはだいたい2択の目押しが必要になりますよね? これがずっと消化させる出玉性能では延々とリズムが悪いタイムが続いてしまい、地味にストレスとなるのでNG。簡単目押しだからこそ、2択の目押しに価値がなさ過ぎてダメなんですよ。

 そういう意味でオール押し順ながら純増約8枚もやってくれる『麻雀格闘倶楽部覚醒』は惜しかったなぁ、と。ただ、そのしわ寄せは大きく、通常時のベースが上がってしまう一方で、ロング継続をさせづらくなるようで、なかなか長所を自然に活かせるスペックは組めないのかなという印象です。遊びやすくて好きなんだけどね…人気はイマイチ。この意味でも高純増系は分が悪いという印象です。

 といった前提を踏まえると、今後は低純増タイプ(くどいようですが決して遅くはありません。念のため)が主体になるのかなと予想します。

 カネをひたすらブッ込んで楽しい~なんて特殊性癖の人間はそうはいませんから。そういう方向はLT2.0、いや、今度さらに緩和されるのではという噂のLT3.0のパチンコに任せればいいかなと思います。

 かといって高純増機もお呼びではないということではありません。出玉スケール的に、夕方からでも1回は上位に行って、余裕で取り切れるくらいの性能にしてくれれば、更なる発展の余地もあるでしょう。上手いことお願いしますよ(実は高純増の方が好きなおじさんより)。

ゴトロニ

ゴトロニ

神奈川県横浜市出身。大学時代にこじらせた回胴愛を武器に、ショッカーという名のデータ採り要員として攻略誌業界入り。その後、パチスロメーカー勤務を挟み、再度リングインするという特異な経歴を持つが、これといった目覚ましい活躍は見せないまま現在に至る。パチンコ・パチスロ以外では猫と競馬・競輪・オート、株、為替FXにもドップリで毎日眠れない日々を送っている。

Twitter:@GotoroniXX

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