パチンコ約80％が16R『北斗の拳』シリーズで奇跡…２人同時に1回転で!?

　自身の「印象に残っている機種」を取り上げる本コラムだが、今回は『北斗の拳』の流れを汲む人気シリーズをピックアップ。『CR蒼天の拳 天帰』について書いていきたい。

■大当り確率：1/319.7
■確変中の大当り確率：1/32
■賞球：1＆3＆4＆14
■大当り出玉：約504 ~ 2016個
■ラウンド/カウント：4 or 7 or 8 or 16R（実4 or 6 or 16）/9C
■確変突入率：ヘソ（62%）、電チュー（100%）※33回転まで
■ST連チャン率：約65%
■時短連チャン率：約18.9 or 26.9%
○○○

　通常時は7図柄以外の大当りで「伝承試練BONUS（6R）」となり、ラウンド中のバトルで勝利（敗北時は時短100回転）すればST+時短で出玉を伸ばす「ニイイチンスRUSH」に突入する。7図柄での大当りは「ニイイチンスRUSH」確定だ（初当り時は55%で16Rの振り分け）。

　ST33+時短67回転のRUSHはST連チャン率が約65%と控えめだが、約80%で16R（約2010個）を獲得することが可能となっている。ST中に、どれだけ連チャンさせられるかが大量出玉のカギとなるだろう。

　そんな『蒼天の拳』シリーズでの忘れられない実戦がある。その日は友人と共にパチンココーナーを徘徊していたのだが、特に打ちたい機種が見当たらなかった。そのようなこともあり、隣で一緒に打てるという理由だけで『CR蒼天の拳 天帰』に着席したのだが…。まさかの展開が待っていたのである。

　打ち始めると、何やら演出がざわつき始めて熱そうな展開へ。「もしかして当る？」と思いながら見ていたのだが、何と隣に座っている友人の台も熱そうな演出が来ていたのだった。この時、お互い1回転目である。

「まさか2人とも1回転で当る？」と思った矢先、まずは筆者が大当りを射止めることに成功した。予期せぬサプライズに驚いたことを覚えている。

　しかし、同じく1回転でチャンスを迎えた友人の方は筆者の台に比べて少し演出が弱い。「ダメそうかな？」と心の中で思っていたのだが…難なく大当りをゲットしたのである。

　２人揃って1回転で当るという珍事。甘デジならまだしも、ミドルタイプでの達成というのは希なのではないだろうか。出玉は大きく伸ばせなかったが、奇跡とも呼べる体験ができたので満足できた実戦だった。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>

　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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